戦前から戦後にかけての婦人雑誌を読む会 in 空地文庫

前から戦後にかけての婦人(女性)雑誌を読むワークショップを開催します。メディアが限られていた時代、女性たちをターゲットに発行されていた女性雑誌は、戦中でも年間160万部も発行されており、厚く支持されていたことが伺えます。誌面には戦争を支持する言葉や、当時の女性像・主婦像が描かれており、今では違和感や疑問を覚える内容も少なくありません。けれども、粗探しをするのではなく「自分が生まれた社会」がかつて信じ、支えていた価値観や日常を知り、その社会の延長を生きる、私たち自身を知る時間になればと思います。参加者で記事を読み、感想を話し合う形式で進めていきます。

🍚ジェンスター運営事務局による婦人雑誌に掲載のレシピを使った炊き込みご飯付きです!🍚

実施日程

2025年10月26日19時〜21時

会場名

空地文庫
兵庫県神戸市長田区久保町二丁目2−8ガパオハウス

参加費

500円+ワンドリンク注文お願いします

参加アーティスト

ジェンスター運営事務局

神戸を中心に、関西でジェンダーやフェミニズム、クィアに関わるイベントやワークショップを開催する。ジェンスターとは「ジェンダーについて考える人」を意味する造語で、様々な言説的カテゴリーに当てはまらず宙に浮いたままでいる自身の思考やアイデンティティを歯切れの悪いままオープン
に語りたい人をも包括する。
E-MAIL | event.buchklub@gmail.com

増川 建太

1993年東京都出身。現在は京都を拠点とする。大学時代に出会った舞踏に影響を受けて振付家・ダンサーとして活動する。近代という時代のなかで変容した身体を見つめ直す場として踊りの機会を設け、創作では踊り手・観客の知覚に働きかける振付言語を探求する。近年は、日本の戦前〜戦後における料理と食文化に焦点を当てたリサーチを継続し、言葉を用いた料理の「レシピ」としての舞踊譜を開発している。2025年2月に京都芸術センター主催事業『にんじん断面指なぞりショー』を発表。ワークショップ、エッセイの執筆、ドラマトゥルク(児玉北斗振付『Wound and Ground』2025年10月上演予定)の仕事も行う。