アートが日常となる下町へ。
生活にアートは棲みつく

2025年 開催テーマ

『虹の立つ市』

新長田/神戸の各地で開催

2025.10.18-11.03

Concept

「虹の立つ市」

ふと見上げるとそこには虹が立っていました。だれがどのような理由で立てたのかはわからない。

日本をはじめ、様々な民族において「虹の立つところには『市』を立てる」という慣習が古くから息づいていたといわれます。

人々は「虹」の持つ、天と地の間、晴れと雨の間といった、空間的にも時間的にも境界的である性質を拠り所として、祭祀や芸能、自由な交易、交感の場をつくり出したといいます。

また「虹」は科学的には連続したスペクトルの波であり色の境目は存在しないにも関わらず、時代や民族など、見る者によって異なった色数・色分けがなされ、社会的には多種多様な捉え方をされてきました。

いつしか虹の立つこのまちにおいて、団体個人が個々に市を立て、それぞれの立場から見える交易・交感の場をつくり、様々な人やモノ、コトが行き交う芸術祭になることを願います。

Program

プログラム